• 2023/05/30
  • 経営者の皆様へ

新会社創業から激動の1年を経営者と振り返る ~新生船井総研デジタルで社長が描く展望〈後編〉~

  • 柳楽仁史

写真)柳楽 仁史

1992年船井総合研究所に入社。
株式会社船井情報システムズ代表取締役常務、株式会社船井総合研究所執行役員社長室長、株式会社船井総研ホールディングス執行役員CSR・IR室担当などを経て、現職。
内部マネジメント業務の責任者を歴任する傍ら、経営コンサルタント業務にも従事、幹部社員教育や社員の自発性を誘発する自活組織づくり、新規事業の開発と展開などに数多く携わる。

 

2022年7月に船井総研デジタルが発足して1年。激動の1年を過ごしこられた弊社代表・柳楽へインタビューを実施しました。船井総研デジタルの経営者として、いま何を思い描いているのか。ロケットスタートから現在に至る会社経営の話や今後の展望について、まっすぐにインタビューを通じて紐解きました。

目次

柳楽社長の入社当時のエピソード



--まず簡単に柳楽さんの経歴について教えてください。

1992年4月1日に新卒で船井総合研究所に入社しました。最初は組織運営本部という部署に配属されて、船井総研グループの創業者である船井幸雄が主催する社内で最大規模かつ開催頻度も多かった、2つの研究会「フナイクラブ」で800社、「コスモスクラブ」で600社ほどの会社様とやりとりを行う運営事務局としてキャリアをスタートさせました。

--具体的にはどのような業務を行われていたのでしょうか?

配属された同期の大半はコンサルティング職に配属されたんですけど、当時2人だけ研究会の運営事務局の部署に行くことになって。
最初はなんでだろうと疑問を持っていたのですが、その仕事に取り組む過程で、船井幸雄さんや当時の役員と直接話せる機会が頻繁にあり、いま振り返ると良い経験だったなと思います。

--特に印象に残っている業務はありますでしょうか?

デジタルやITが事業領域として社内で無かった頃に船井幸雄さんに「インターネットを使って船井会長(当時)のコラムとかコンテンツを経営者向けに配信するようなサイトを会員制で作ったら儲かると思うんですけど、どうでしょうか?」という提案をしました。
そうしたら、船井幸雄さんが「それ、いいね。やってみたらいい」と言ってくださり、その直後の役員会で新会社まで作る前提で話を通してしまったんです。急スピードで、すぐ会社設立手続きに入ってほしいと言われたのが、29歳の時でした(笑)。
めちゃくちゃだなと思いましたが、こうして船井情報システムという会社が設立され、「君が代表取締役常務ね」といきなり辞令を出されました。
子会社とはいえ会社をゼロから立ち上げる大変さもこの時に経験しました。また、会員集めに集客に苦戦したりしましたが実は船井総合研究所が管轄している事業である「社長Online」のベースになっているんです。

幼少期から現在に至るまでの変化の過程

--幼少期と学生時代について教えてください。

幼少期の頃はどちらかというと勉強できないタイプで、クラスでじっとしてない部類でいつも先生に怒られた記憶があります。
中高は公立校に通っていて、テニス部でキャプテンをしていました。勉強などそっちのけでテニス三昧の日々でしたが、高校三年生の夏頃に「このままではまずいな」と思って俄かに勉強し始めて、関西学院大学の商学部に奇跡的に進学しました。
商学部を選んだのは理由があって、父親が経営していた小さな町工場を継ぐつもりでいたからです。
でも大学の商学部に行ったくらいでは経営のことも商売のこともさっぱりわからず、それでコンサルティング会社に行けば経営のことがわかるようになるのではないかと思い、船井総合研究所の門を叩いたんです。



--ここ最近感動したこと涙したことは何かありますでしょうか?

社員が一生懸命仕事をやってくれて、その結果お客さんが喜んでくださると嬉しいですよね。
具体的に言うと、もともと事務員だった女性スタッフが一念発起して自身の経験を生かしてビジネス職にチャレンジし、お客様から高い評価をいただきつつ数字の結果もしっかり出してくるような例が最近増えてきています。こういうのは本当に嬉しいし、お客様から感謝の声を直接いただくとやはり感動します。

--日々多忙な中での趣味や休日の過ごし方を教えてください。

週末はテニスを欠かさずやっています。
あとはたまに行くバイクツーリングと釣りですかね。
いずれも気の合う仲間と楽しんでいるのですが、立場や上下関係や年齢を抜きにして交流できる仲間との時間は実に楽しくてリフレッシュできますし、素の人間同士で交わす会話から学べることも意外に多いんです。
趣味を通じて付き合いはじめて10年以上もたってから、お互いの職業を知って仕事に発展したというパターンもあります。

--目標としいる経営者の方はいらっしゃいますか?

崇拝している特定の経営者がいるという訳ではなくて、仕事上たくさんの経営者と付き合っていくなかで「この人と仕事をしたいな」「この経営者のためなら頑張れるな」って思う人と無意識に付き合ってきました。
すると、自然とそういう人たちのカッコいいところを真似したり、その人にしかない凄い部分を取り入れようとしてきたんだと思います。

--仕事をする上で、一番のやりがいは何になりますでしょうか?

やりがいというか、なんだろうな?根底は「やらなければならない」っていうことじゃないかなと思うんですけどね。
目的や、期待された役割や果たすべき責任がそこにあるから、目の前の仕事に取り組むんだと思います。
やりがいというのは、その過程でごく稀に感じることができるポジティブな感覚なんじゃないかな、と思います。

社長にとって会社とは何ですか?

働く人の能力やポテンシャルを、社会や顧客の価値に変えていくための箱だと思います。

日々多忙な中の経営者として



--社長の中で実践しているルーティンはありますか?

身近な例でいくとメールとか資料で物を伝えることが多いですから、丁寧かつシンプルに伝えるように心がけています。
できるだけ短い言葉で分かりやすく伝えるっていうことは、どの場面でもだれに対しても工夫してやっていることですね。

--座右の銘は何ですか?

座右の銘というより、一番影響を受けたのは社会人になった時に一番身近にいたカリスマだった船井幸雄さんの考え方ですかね。
「イメージしたことしか実現しない」や「過去オール善」や「素直、プラス発想、勉強好き」という言葉は、悩んだり、迷ったときにいつも思い出す言葉です。

--もしもう一回違う人生があればどうされていますか?

やはり経営の仕事に就けたらいいな、とは思います。
ただ、経営者にはいくつかタイプがあると思っていて、ひとつは私のように株主や親会社から経営を委任される経営者。
そしてもうひとつは、自分でリスクを張って事業をゼロから起こして会社を作っていくオーナー経営者。
そして、もうひとつはその後を継いでいく後継経営者。
私は元々家業を継ぐ後継経営者になろうと思って経営の勉強をするために船井総合研究所に入社したんですが、結果としては株主から委任を受けた経営者としてオーナー経営者をご支援する立場で仕事をしてきました。
もし、もう一回人生があるとしたら、次はオーナー経営者にチャレンジしてみたいですかね。
やはり、私たちのお客様でもあるオーナー経営者の本当の気持ちや感覚は、実際にやってみないとわからないと思うんです。

これからの船井総研デジタル



--これから会社が拡大するにつれて様々な方が入社すると思いますが、どんな人とこれから船井総研デジタルで一緒に働いていきたいでしょうか?

何かになりたいと思ってる人とか、何か成し遂げたいと思ってる人です。
他社貢献意欲と働く目的を明確に持っている人、かつそれに対して自走できる人。
こう思っている人と一緒に働いていきたいですね。
一流のエンジニアになりたいという人もそうだし、一流のサポータになりたい、コンサルタントとして経営者を支えたい、なんでもいいので自分の働く目的をはっきりともってる人と働きたいと思います。

--十年後、会社をどのようにしていきたいでしょうか?

船井総研グループの中で、最も歴史が長く稼ぎ頭の船井総合研究所と肩を並べるような会社にしたいと思います。
働いている社員が胸を張れるようにして、その家族とか友達とかに誇れる会社にして行きたいですね。
あとは社内外の多くの人から、ITコンサルティング→システムの開発と実装→業務オペレーションまで、船井総研デジタルに依頼したら絶対に間違いないよ!と言われるような会社にしていきたいですね。

--最後に読者へ一言よろしくお願いいたします。

業歴50年以上の船井総研グループにおいて、私たちの船出はまだ始まったばかりです。これから出会うお客様に全力で貢献するその過程で、私たちの会社の骨格ができあがっていきます。
当社の社員は「人の役に立ちたい」と、コツコツ真面目に努力する頑張り屋さんばかりです。
自分たちが取り組んでみて良いと思ったことやうまくいったことは、全て出し惜しみすることなく発信していきますので、私たちのこれからに関心を持っていただければありがたいです。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

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